111月の対外貿易輸出入昨年の年間規模を上回る
提供元: CRI
発表時間: 2021-12-08 10:12
中国税関総署は7日、1-11月の中国の対外貿易輸出入総額が前年同期比22%増の35兆元(560兆円)を超え、昨年の年間規模を上回ったと発表しました。
税関の統計によりますと、今年1-11月の中国の対外貿易輸出入総額は35.39兆元(約556兆円)で、前年同期比22%増となりました。そのうち、輸出は対前年比21.8%増の19.58万億元(313兆円)、輸入は同22.2%増の15.81万億元(約252兆円)となっています。
輸出においては、機械・電気製品とハイテク製品の好調が目立ち、1‐11月の輸出は、前年同期比21.2%増の11.55兆元(約184円)となりました。輸入では、食糧、天然ガス、集積回路、自動車などの主要商品の輸入量が、それぞれ前年同期比19.7%増、21.8%増、19.3%増、7.1%増となっています。
なお、今年1‐11月、東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧州連合(EU)、米国、日本向けの輸出入額はそれぞれ5.11兆元(約82兆円)、4.84兆元(約77兆円)、4.41兆元(約71兆円)、2.2兆元(約35兆円)で、前年同期比では、それぞれ20.6%、20%、21.1%、10.7%増となっています。ASEANは中国最大の貿易相手国であり、中国の対外貿易総額の14.4%を占めています。なお、1‐11月の中国と「一帯一路」沿線諸国との輸出入は、前年同期比23.5%増の10.43兆元(約167兆円)に達したということです。