深セン市今年度65億元の予算を科学技術の難関突破(ブレークスルー)へ
提供元: Newsgd.com
発表時間: 2021-09-18 16:09
深セン市は、科学技術の難関突破における重要なプロジェクトの資金繰りを優先的に保障することを発表した。「チャーボーズ(首が絞められている)」という難局を打開するコア技術に向けて、今年度は昨年度の4.1億元を上回る6.5億元の予算を組み、そのブレークスルーをサポートする計画である。15日に開催された市政治協商会議の重点提案・監督及び評議座談会にて関係者が語った。
「我が市の優位産業チェーンの構築や重点産業チェーンのセキュリティ保障に関する提案」の進捗状況について、市発展改革委員会の担当者はこう述べた。「『チャーボーズ―』のコア技術のブレークスルーへのサポートや、コア技術の自主的研究開発の実現は、深セン市の産業発展レベルを向上させ、産業チェーンの安全と安定を維持する重要な手段です。深セン市の各関連部門が連携して、重要なコア技術のブレークスルーに向けて一連の取り組みを推進し、ハイテク企業のコア技術が人材分野の難題に制限されているという局面を打破してまいります」。
当該担当者によると、現在、科学技術の革新技術難関突破における重要なプロジェクトの資金繰りを優先的に保障しており、わが市にとって戦略的意味のある科学技術プロジェクト、産業チェーンやイノベーションチェーンにおける重要なプロジェクト、「チャーボーズ―」のコア技術のブレークスルーなどを重点的にサポートし、科学技術産業のさらなる発展を推進している。コア技術ブレークスルーを推進するため、深セン市は科学技術向けの資金繰りの仕組みを最適化し、コア電子部品、ハイエンド通用チップ、基礎ソフトウェア製品などのコアとなるコンポーネントに焦点を当て、財政力を集中させてブレークスルーをサポートし、2021年は2020年の4.1億元を上回る6.5億元の予算を組んでいる。
さらに、深セン市は産業発展のインフラに目を向け、将来の科学技術産業のトレンドを捉え、ポストコロナ時代に国内外の競争に立ち向かう取り組みを自発的に模索し、先取りを行い戦略的新興産業の導入や布石に取り組む予定である。バイオメディカル、スマートコネクテッドカー、5Gイノベーションアプリケーション、衛星インターネットなどの分野へのサポート政策を発表し、国内外の産業イノベーション要素を深センに集め、政府主導の形で重要なプロジェクトに補助金を配布し、科学技術の難関突破における重要なプロジェクトの資金繰りを優先的に保障する予定である。