花都概況

　　【配置と区域】花都区(元は花県)、漢の時代には番禺県に管轄され、隋のに時代には南海県に管轄され、宋代以降は番禺、南海に管轄されていた。清康熙二十五年(1686年)、南海、番禺両県の一部の区域県配置に分けられ、県城は花山に近いことから「花県」と名づけられ、広州府に所属し、元三水県知事王永名が花県に出向され、初めての県知事として務めていた。民国時代には、花県はしばしば転属された。1949年10月13日、花県は解放され、江北特別区に所属し、同年12月に珠江特別区に転属された。1952年と1956年に広東北部の行政区と佛山特別区に相次いで転属された。  1958年11月、広州郊外の一部のコミューンは花県に転帰し、その後「広北県」と改名し、翌年3月に花県とした。 1960年4月20日に広州市所属県に指定された。  1993年6月18日、国務院は花県撤去や市の設立を承認し、「花都市」(県級)と命名し、広東省が直轄し、広州市に管理を代行することを依頼し、元花県の行政区画を花都市の行政区画とした。2000年5月21日、国務院は花都市が市撤去や区の設立を承認し、広州市花都区が設立され、行政区画は変わっていないことにした。

　　花都区は広州市北縁に位置し、北緯23°14′01″～23°37′01″、東経112°57′06″～113°28′10″に位置し、全区総面積は970.04平方キロメートルで、東は広州従化区に隣接し、西は佛山三水と南海区と繋がり、南は広州白雲区と接し、北は清遠市に隣接する。京広鉄道、武広旅客専用線は全域を縦断し、北京-香港マカオ高速道路、広清高速道路、空港高速道路、広楽高速道路、肇花高速道路、広州市北二環高速と街北高速道路は花都における南北・東西走行の高速道路網が構成されている。東部の流渓河、西部の巴江(白坭河)は南に珠江と合流し、船が香港・マカオを直航する。花都にある広州白雲国際空港は国内三大空中交通センターの一つである。2017年12月28日、花都区初の地下鉄路線である広州地下鉄9号線1期が開通した。花都の地理的位置と発達した水、陸、空輸は、花都の経済発展に有利な条件を提供する。

　　【人口】2018年末、花都区の常住人口は105.49万人で、戸籍総人口は261297戸で、782351人で、前年より5453戸33351人増加し、その中で男性は396727人、女性は385624人で、男女性別の比率は1.02:1である。2018年生まれの登録人口は18541人で、その中で男性は9865人、女性は8676人で、男女性別の比率は1.13:1である。死亡抹消は3470人で、その中で男性は1946人、女性は1524人である。通年の転入人口は23178人で、その中に市内から5385人、市外から17793人(香港・マカオ・台湾と海外から365人を含む)が転入した。転出人口は4919人で、その中で市内から2488人が転出し、市外へ2431人(香港・マカオ・台湾と海外の210人を含む)に転出した。

　　2018年12月までに、花都区に外来一時滞在人口は812489人が登録され、その中で省内部が211985人で、全区の外来一時滞在人口の26%を占めており、省外部は600504人で、73.9%を占めている。職業から見ると、労働者は715859人で、全地区の外来一時滞在人口の88.1%を占めている。農業に従事している人は3913人で、0.48%を占めている。サービス業に従事している人は11305人で、1.3%を占めている。商売に従事している人は21174人で、2.6%を占めている。その他は48821人で、6%を占めている。

　　【地形】花都区の地勢は東北から南西に向かって階段状に下がり、北部は丘陵が多く、標高は300~500メートルの間で、南嶺九連山余脈に属する。中部は浅丘陵台地で、南部は平原である。花都区で最高峰は牙英山で、標高は581メートルである。最下点は巴江河畔の万顷洋で、標高は1.2メートルである。花都の層状地形は明らかで、標高350~400メートル、150~200メートル、100~150メートルの三級夷平面、60~80メートル、30~40メートル、15~40メートル、15~25メートルの四級岡地や段丘が存在する。

　　【気候特徴】2018年、花都の年間平均気温は23.0℃で、平年より0.7℃高い。高温日数は46日で、平年より21.4日多く、年間最高気温は37.5℃で、平年並みである。  冬の半年は冷たい空気が比較的多く、かつ強く、低温日数は6日で、平年より1.9日多く、年間最低気温は3.1℃で、平年並みである。日照総時間は1832.5時間で、平年並みである。曇り日数は41日で、ここ10年より平均26.5日少ない。年間降水量は1900.9ミリで、平年より2.4%多く、豪雨日数は7日で、平年より0.6日少ない。  干害・冠水が急転し、洪水シーズン開始が比較的遅く、龍舟の水が重い。台風が早く、影響が大きい。1月末から2月初めまで、雨が降り続く寒い天気が現れた。5月の高温日数と強度は歴史を破った。6月8日に台風「艾云尼」の影響を受けて、全区にわたって豪雨ないし特大豪雨が吹き荒れたことにより、深刻な都市と農村の冠水が発生し、、直接経済損失が1億元を超えた。9月15日から16日まで、ここ3年で当地に最も影響が大きい台風「山竹」が全区に豪雨と継続的な強風をもたらした。花都区全体の気候影響の偏差年である。

　　【川と水文】2018年、花都区の水面面積は104.7平方キロメートルで、水面率は10.8%で、流渓河、白坭河、新街河、梯清河の4大水系が含まれ、大小河川165本(その中の主要河川は***本)があり、全長は697キロである。中小規模ダムが73あり、ダム総容量は1.58億立方メートルである。花都湖公園の敷地面積は2平方キロメートルで、湖面面積は1.17平方キロメートルで、国家水利景勝地と国家湿地公園である。

　　多年平均降水量为1792.3毫米，降水量年内分配不均，由西南向东北递增。汛期（4 —9月）降水量占全年的90%。多年平均径流量11亿立方米，丰水年（P=10%）年径流量为15.34亿立方米，枯水年（P=90%）年径流量为7.12亿立方米。

　　長年にわたる平均降水量は1792.3ミリで、降水量の年間配分が不均一で、南西から東北に向かって増加している。洪水シーズン(4月から9月)の降水量は年間の90%を占めている。長年にわたる平均流量は11億立方メートルで、豊水年(P=10%)年間の流量は15.34億立方メートルで、渇水年(P=90%)年間の流量は7.12億立方メートルである。

　　【鉱物資源】花都区内で鉱石資源18種を明らかにし、7種を採掘した。石灰石、カオリン、陶磁器土、花崗岩、粘土、砂礫、河砂、その中で石灰石、カオリン、花崗岩、粘土の埋蔵量が比較的大きい。石灰石は主に赤坭、炭歩、新華、獅嶺、花山などの鎮(街)に分布し、埋蔵量は約13.5億トン、酸化カルシウム含有量は50%以上に達し、主に広州地区のセメント、石灰工場を供給する。カオリン鉱は主に梯面、花山などの鎮に分布し、その中で梯面鎮の鉱物埋蔵量は150万トン以上で、すべて低、中、高温型磁器砂で、高級陶磁器を製造する良質な材料である。花崗岩鉱の各鎮(街)に分布があり、その中で獅嶺、花山、花東鎮の埋蔵量は50億トン以上で、硬度は6.8以上である。粘土鉱(セメント工場と煉瓦焼き用粘土)は各鎮(街)に分布し、総埋蔵量は3000万トン以上である。砂礫鉱は主に炭歩鎮に分布し、採れる量が2000万立方メートル以上と推定される。河砂は主に花東、花山、新華、赤坭、炭歩などに分布している。

　　【生物資源】花都区の自然条件は優れており、多種の動物が生息・繁殖し、植物が成長する良好な生態環境を持っている。生物の種類が多く、成長が速い。地帯性植生は南亜熱帯季節風常緑広葉樹林であるが、天然林は少なく、山地丘陵の森林は二次林と人工林が多い。

　　栽培作物は南亜熱帯の特徴があり、果樹、花卉資源が豊富な地域で、その中に果樹は41科、70属、約300品種がある。野菜は良質で多品種として知られており、13種類の約200品種がある。花卉には新鮮な切り花、鉢植え植物(観葉植物、肉質植物、盆栽、盆景)、緑化苗木、工業その他の用途花卉、芝生、種苗などの6種類が含まれ、伝統品種と近年導入、開発利用された新品種は合計1000種類以上である。全区水産両生類1目5科7種、爬虫類2目4科10種、鳥類6目  科27種、哺乳類4目6科8種である。保護区には魚類が11種類あり、3目、6科に所属している。また、希少な保護の種類もいくつかある。例えば、桃花のクラゲ匹の種類、花都区芙蓉嶂白沙田桃花のクラゲ匹とその生態県レベルの自然保護区は広州地区で初めて政府の許可を得て設立された自然保護区である。1980年代以来、新品種の導入と育成を通じて、台湾のドジョウ、ワニ、オーストラリアのロブスター、虹鯛など、花都の生物種の資源を豊かにしてきた。区農林局は区内の伝統的な地方ブランドを開発・保護し、例えば、花都花東石硖龍眼、京塘蓮根、花都菜心、水晶ザクロなど。また、梯面鎮横坑村丹竹坑には中国のオオサンショウウオの種苗繁殖基地が建設されている。

　　【民族宗教】民族・花都人口は漢民族を主とし、少数民族はその中に散在している。  2018年末まで、全区に少数民族人口は57444人で、その中に戸籍人口は6879人(民族成分36人)で、外来流動人口は50565人(民族成分50人)で、外来流動少数民族人口は少数民族総人口の88%を占めている。外来少数民族の中でチワン族、ヤオ族、ミャオ族とトゥチャ族の人数が多く、主に中心都市部と獅嶺鎮に分布している。戸籍が少数民族人員の中でチワン族、トゥチャ族、ヤオ族、満州族とミャオ族の人数が多く、主に花都中心都市部に分布し、各鎮(街)に散在している。外来少数民族人員は花都区で主に第二、第三産業に従事している。

　　宗教・2018年、全域に仏教・道教・イスラム教・カトリック教・キリスト教の五つの宗教があった。道教の場所は主に円玄道観で、広東省民族宗教委員会によって直接管理される。花都区は22の宗教場所を管理しており、仏教には7つの宗教場所があり、イスラム教には新華臨時礼拝所が1つあり、カトリック教には新雅臨時活動所が1つあり、キリスト教には13の活動場所がある。

　　【方言、姓】方言・花都区の方言は主に広東語(白話)と客家方言である。広東語は全区で普及され、広東語系の人口は総人口の約3分の2を占めており、花山、炭歩、新華、花城、秀全、新雅などの街（鎮）に多く分布している。客家語系の人口は総人口の約3分の1を占めており、梯面、獅嶺鎮に多く分布している。赤坭、花東鎮では広東語と客家語の人口が雑居し、花東鎮には福建省南部語を主な方言とする村が4つある。花都経済社会の発展と対外開放交流の拡大に伴い、多くの外国人人口が全国各地から転入し、共通語など北方方言の種類が増加し、地元方言と相互に融和している。  戸籍人口の中で、地元の方言は共通語と同時に普及されている。

　　姓氏·2018年，按花都区公安分局户籍人口统计，全区新增8种姓氏，至年底有683姓，其中黄、刘、陈、张为四大姓，分别有55559人、36287人、34848人、33232人。

　　姓・2018年、花都区公安局の戸籍人口統計によると、全区で新たに8種類の姓が追加され、年末まで683の姓があり、その中で黄、劉、陳、張は最も多くの四つの姓で、それぞれ55559人、36287人、34848人、33232人である。

　　【行政区画】2018年、全区には新華、花城、新雅、秀全の4つの街事務所と花東、花山、梯面、獅嶺、赤坭、炭歩の6つの鎮を管轄し、188の村民委員会を管轄し、そのうち新華街は8つ、花城街は9つ、新雅街は11つ、秀全街は7つ、花東鎮は45つ、花山鎮は26つ、梯面鎮は8つ、獅嶺町は17つ、赤坭鎮は30つ、炭歩鎮は27つである。全区コミュニティ住民委員会は***人で、そのうち新華街は32つ、花城街は9つ、新雅街は4つ、秀全街は6つ、花東鎮は5つ、花山鎮は1つ、梯面鎮は1つ、獅嶺鎮は3つ、赤坭鎮は2つ、炭歩鎮は1つである。全区の村民グループは1980で、住民グループは225である。