香港中文大学(深セン)医学部が成立
提供元: Newsgd.com
発表時間: 2021-08-21 12:08
8月17日、香港中文大学(深セン)の医学部が深セン市龍崗区大運新城に正式に設立された。
初代学部長にはカナダ健康科学アカデミー会員である鄭仲煊(ていちゅうけん)教授が就任し、香港中文大学(深セン)の徐揚生(じょようせい)学長から任命状が授与された。
現在、深センは4つの医学部を有する。
香港中文大学(深セン)医学部は、香港中文大学(深セン)のキャンパスに隣接する龍崗区の神仙湖畔に位置し、敷地面積は211,000㎡、建築面積は約550,000㎡である。
医学部では、臨床医学、公共衛生学、薬学、看護学等の専攻を段階的に開設し、最終的な学生総数は6,000人を超える予定である。
医学部は6年制で、2021年9月に第1期の臨床医学の本科生を迎える。
現在、香港中文大学(深セン)医学部には3つの附属病院と1つの教育病院がある。
・直属の附属病院:香港中文大学(深セン)病院
・第二附属病院:深セン市龍崗中央病院
・第三附属病院:深セン市龍崗区人民病院
・教育病院:上海市第六人民病院
また、香港中文大学(深セン)は広東省人民病院と提携覚書に署名しており、香港中文大学(深セン)医学部も30軒近い世界的に見て一流の水準にある医学部及び医療機関と提携の意向を達成している。
その中でも、香港中文大学(深セン)病院は、香港大学深セン病院に次いで、深セン・香港が共同で設立した2番目の協力公立病院となる。
このプロジェクトの前身は、龍崗区坂田にあるファーウェイ本社からわずか3kmの場所にある、深セン政府が計画した、市営の公立病院——市吉華(きっか)病院であったが、深セン市政府が香港大学(深セン)に運営を引き渡し、香港中文大学(深セン)医学院直属の附属病院とすることを決定した。
2019年12月28日に着工した本プロジェクトは、建築面積約590,000㎡、計画病床数3,000床の三級総合病院の基準に沿って建設されており、2026年末までに完成・開業する予定である。
(資料提供・深セン市衛生健康委員会)
(資料提供・深セン市衛生健康委員会)